background=citizenj.files/tile.gif>

私達は世界各国の市民の地域活動を交流と協力の環で結びます

日本の市民活動家のページ

19世紀後半に明治日本が近代化のために取組んだ最初のプロジェクトは、汽笛一声の新橋−東京間の鉄道、ガス燈、電灯に至る、有線・有パイプの化石エネルギー資源の利用システムの導入でした。ところが、21世紀に向けての東アジア諸国での近代化の過程では、衛星回線を利用したインターネットや、太陽光線や風力を利用した電化とエネルギーの利用が先駆的役割を果たし始めています。アジアの村落の人々の生活をクリーンな太陽光や風力エネルギーで明るくし、生活改善と村おこしの仕事に協力することで理解と相互協力の環をアジア太平洋地域で広げるボランティア活動を支援する機会をインターネット上で提供するのがバーチュアル・ファウンデーション・ジャパンのアジアでの仕事です。皆さんも奮って個別プロジェクトにご参加ください。


バーチュアル・ファウンデーション・ジャパンのプロジェクトを支える日本人 



秘境ネパールの山村に住む人達を知った私の新鮮な驚きを形に 

東京都内に在住の実業家で、ドイツと日本との間の若者の技術交流の仕事に長年たずさわってこられた田村南栄さんは、バーチュアル財団のプロジェクトを支援、ネパールはカトマンズの北郊ヒマラヤ山麓のヘランブ地区のシェルパ系の地域社会と僧院に太陽発電施設を寄付され、すでに今夏この地域で最初の『電灯』がともり現地では通電感謝供養が催されました。 

エビの人工孵化と養殖技術開発の先駆者としてに大きな業績を残された市村博士は、現在東京生命科学研究所をの所長として多方面で活動されています。特に、近年アジア全域でエビの養殖場を襲った脅威の新型ヴィールズへの対策として開発された情報テクノロジーは、その驚異的効果と着想の斬新さで世界の注目を浴びています。
この市村博士が、今回バーチュアル財団のプロジェクトを支援、千葉商大の学生グループと共同でネパールの西北端のフムラ地区のヒマラヤ山岳地帯にあるタングデン僧院に太陽発電施設を寄付され、本年11月18日にこの地域で無公害な太陽『電灯』がともりました。

代替エネルギー発電の技術開発の分野と、実用化への試験事業の分野での画期的な業績で知られる江口英範さんは、ロシア沿海州のサマルガ河中流のアグズ村の村おこし事業に支援の手を差し伸べ、昨年度には風力と太陽光エネルギーを組み合わせたハイブリッド発電装置をアグズ村の組合に贈与されました。電気、ガス、水道といった近代的な社会インフラが欠如していたり、信頼できない状態にある地域では、代替エネルギーを利用した電力の利用が村おこしの起爆剤となります。 
江口さんのこのイニシャティブを支援するために、バーチュアル・ファウンデーション・ジャパンはバーチャルOJTコーを開発しました。2001年の夏には、この電力を利用してアグズ村は衛星中継でインターネットへの直接アクセスを通じて外界との経常的な電子メール交信が可能となるはずです。 

中村徹雄博士(ブルーのワイシャツ)は特殊免疫研究所を基盤として多分野で目覚しい活躍をしておられる新進気鋭の学者兼ベンチャー起業家です。バーチュアル・ファウンデーション・ジャパンの理事の中でも最も活動的なメンバーで、ご自身もインドネシアで医学教育の分野でデボランティア活動をなさっています。今回、ロシアの沿海州のサマルガ渓谷の村おこし支援事業では、現地の山野に自生するエゾウコギの医薬的利用について真剣なFS調査を実施されており、今後の事業化が期待されています。 
これに加えて、中村博士は京都大学農学部の出身で、同大学の名誉教授満田博士の研究開発グループのメンバーで、炭酸がスによる穀類の冬眠貯蔵テクノロジーや、電子制御の液体窒素急速凍結テクノロジーに明るい学者で、今後の貢献が期待されています。 

バーチュアル・ファウンデーション・ジャパン京都支部の会議が去る2月24日に京都で開催され、高町支部長の司会で、関西地区の主要都市からネパールの曼荼羅仏画スクール再開を支援した市民グループが集まりました。 
仏画スクールの曼荼羅(タンカ)数点が今夏までに完成するので、これを日本を含むデジタル国際市場で個別販売するための『E-バザール』をインターネット上に構築、運営するプロジェクトの可能性について討議された結果、このプロジェクトを含めて、通信衛星を利用した公開フォラムの多言語翻訳機能を提供する翻訳グループの形成についても討議が行われました。 
多言語翻訳サービスは今後重要な役割を担うので、多言語クリアリングハウスの枠内での今後の組織化が望まれます。 

2001年8月中旬にネパールを訪問したバーチュアル・ファウンデーション・ジャパンのミッションにとって重要な目的の一つは、カブレ地区の険しい山間の谷間のコチマール村のタンカ(曼荼羅その他の仏画)画工養成スクールに通信衛星の地上ターミナルを設置してこの学校の優秀な生徒が画いた仏画をインターネット経由で日本を始めとする先進国の市民との直接の文化交流を通じて直販できないかというテーマへの答を見出すことでした。
この写真の一番左の松本さんは日本の代表企業の一つヤマハの本社で長年にわたってコンピュータ・テクノロジーを総括担当する地位に居られ、退職後は、代替エネルギー発電や衛星通信のテクノロジーの分野に進出された方で、今回はVFJのネパール事業に積極的に協力いただいています。
僻地社会にインターネットの世界への直接にアクセスを提供する事業を目指すVFJの今後の仕事には不可欠な人材と言えます。
多言語翻訳サービスも今後は重要な役割を担うのが一層明確になった今回のネパールでの体験から、いまネパール・ギャラリーという名の個人の顔が見え、日本語でできる文化交流の場「E-バザール」の開設の準備が進んでいます。  

バーチュアル・ファウンデーション・ジャパン(VFJ)は、1998年以来、若い世代の日本人の国際感覚の涵養を目的として、関東地区の千葉商科大学のセミナーと提携して、インターネットを媒介として日本の学生がVFJのプロジェクトに直接参加する機会を提供してきました。2001-2002年度には、極東ロシアの沿海州の北端サマルガ河流域中流のツングース系のウデヘ族の住むアグズ村の村おこし運動に参加しています。
困難な状況を超えて2001年の秋には衛星中継でアグズ村の人々が直接にインターネット経由で日本を含む諸国の皆さんと直接に対話することが可能となろうとしています。東日本の日本人のルーツの主要な一つであることが分かってきたユーラシア大陸のこの地域の先住民族の多様な文化を反映する民芸品や、手付かずの自然が育んだサクラますや巨大イワナの燻製といった自然食品や、現地を訪問しての文化交流を目的とするエコツアーが遠からず日本の皆さんにも通信衛星を利用した極東シベリア文化ギャラリーで公開、オッファーされます。
千葉商大の太田教授のゼミでは、今後千葉県市川市を中核として展開が予定される市民運動の一環として、サマルガ河の美しい自然環境をモデルにして汚染した同地区のママ河の浄化運動をゼミのテーマとする予定です。このゼミでは、日本とロシアの若者の対話が中核的役割を果たし、多言語翻訳サービスは今後重要な役割を担うので、岡本国際問題研究所が提供する言語のバリアーフリーな多言語電子メールサービス

国際実業婦人団体ソロプティミストの東京は武蔵野支部のメンバーは昨年度よりバーチュアル・ファウンデーション・ジャパンがネパールの首都カトマンズの東方のヒマラヤ山麓の緑の谷間にある子ティマール村の仏画(タンカ)画工養成寺子屋スクールの再開を支援しましたが、拠出された資金は同校に設置予定の通信衛星用地上ターミナルの購入費の一部に当てられました。
右から左に、国際ソロプティミスト武蔵野の三井テル子、岡本国際問題研究所の岡本美子、同じく国際ソロプティミスト武蔵野の岡田尚枝の諸氏。ソロプティミスト武蔵野は、今夏8月にバーチュアル・ファウンデーション・ジャパンが現地調査と衛星中継設備設置の下準備にネパールを訪問した結果の報告を受け、将来この地区の中小学校と日本、米国の中小学校がタンカ画工養成寺子屋スクールを中心に現在計画中の文化交流を実施する段階まで来れば再び何らかの支援をしたい旨の意向がしめされました。


近日掲載予定

近日掲載予定



岡本豊
バーチュアル・ファウンデーション・ジャパン理事長
岡本国際問題研究所所長

人間と社会− 東アジア

私達ののアジア事業の背景にあるもの

| 前のページにもどる | | このページの頭にもどる |
-- アイコンをクリックして英語版へ --