汎アジアクレッセントの中央部(Subregion #2)は、中国とインドを中核としてその周辺諸国を含み、 その西端はアフガニスタンまで伸び、中央アジアの一部を含みます。21世紀の新しい世界秩序の形成過程に突入する時代を生きる日本にとっては、アジア諸国 との相互理解にもとづく新し い連携と協力関係の構築が不可欠です。その大前提として、私達には自らの歴史を見直す必要が今までにも増して大きくなっています

(暫定版:June 2005)
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Subregion #2 をクリックすれば
 詳細な部分地図がみられます


TWB 国境なき教師団





VITA (ヴァイタ)


大地を守る会



バーチュアルファウンデーション
USA



バーチュアルファウンデーション・ジャパン



プロアクティブな個人


バーチュアル
ファウンデーション
ジャパンと
岡本国際問題研究所
がこのウエブサイトの
制作と管理に当たって
おります

本交流プロジェクトにとって一番大切だ と考えられるのは、アジアには驚くほど多様な人種、文化、そして宗教が平和に共存している事実の持つ意味を、私達が今一度考え直して見ることではないで しょ うか。今回米国の国際教育 NGO「国境なき教師団」Teachers Without Borders (TWB)が昨年開始したアフガニスタンとアメリカのの青少年文化交流 プログラムに日本も参加 することになりましたので、ここでは簡単に日本とアフガニスタンとの間には驚くほど深い関係が存在するという事実を指摘しておきましょう。遠い異国のよう に見えるアフガニスタンにはいったい日本とどんな関係があるのでしょうか。

お互いを動画で見なが ら言語障壁を越えて交流できる画期的なウエブサイトが2005年4月から利用できるようになります

この会議室には8名(8グループも可)が同 時に 会議に参加できます。これに加えて、必要であれば世界の各地に待機してい通訳チームの
サービスを利用することも出来ます。本年度にブロードバンド経由の腰固めして、 2006年度まには通信衛星経由のサービスを追加した本当のユビキタスネットワークを目指します


極東ロ縄文時代の日本でよく栽培された赤米は今日
でもも江南奥地やヒマラヤ山麓で栽培されている
[交流開始の挨拶にかえて]
今や日本の全てのNGO、特に国際的に活動する団体(個人でもOK)が言語障壁なしに世界中の誰とでもオ ンラインで対話できます。汎アジアクレッセントネットワーク交流プログラムがその第一号であなたも参加できます。2005年度の米国とアフガニスタンとの 交流計画には、白鴎大学足利高校が参加し、 日本からは始めての多国間ビデオ会議交流の事例となります。
日中国以西、以南の地域では雑穀と共に陸稲栽培
が中心であ弥生時代以降の日本とは生産力低い
さて本題に入りますが、日本が国として成立する づっと以前から我々はこの地域と 深い関係を持っています。上の写真は中国とインドの国境山岳地帯で今日でも栽培されえいる陸稲の赤米です。次の写真はインド平地の、これも陸稲のインディ カ米の収穫風景です。日本の縄文時代の末には、数千年前から中国の長江下流域に展開した稲作文化、陸稲よりもはるかに集約度と生産性の高い水田稲作の技術 が日本に 持ち込まれて。弥生時代以後には赤米を含む陸稲は次第にその姿を消します。
米以外にも、次のチャートが示すように、種々の雑穀や多様な野菜類が中央アジアからアフガニスタンやパキスタンを経由して
南路西日本 に伝播するものと、中国の北辺を通り北のルートを経由して遂に東日本に到達するという二つのルートがありました。

 川をこのチャートが示すように、日本の農作物の多くは北のルートから東日本に、南のルートから西日本に伝播
これから見ても、東日本で現 在でも収穫されている複数の農作物がアフガニスタンのそれと同じ種類のものである可能性は高いのですから、今回の交流に参 加される皆さんが自分で発見できることがあるのではないでしょうか。
例えば、下の写真は、日本各地、特に山岳地帯の農村でよく見られた農作業の一つで、脱穀した穀物をザルから落として風力を利用して残った夾雑物 を吹き飛ばす作業です。
このおうな風景は1950年代まで日本各地はおろか、東京近郊の関東平野でも各地の農村で見られたのである
縄文時代までもさかのぼることような農作業の 風景はこの地方ではいまでもよく目にすることができます。

アフガニスタンと日本を結ぶ文化の絆はこれだけではではありません。あなたは何処かで「バーミヤン」とか「ガンダーラ」という言葉を耳にしたことがあるの ではないで しょうか。それがアフガニスタンやパキスタンと日本の第二の絆です。古代ギリシャ・ローマの文物が両帝国の覇権的外征によって遠いアジアのこの地域まで伝 わったのです。その中でもアジアの世界に最も大きなインパクトを与えたのはギリシャ彫刻の伝統でした。西からきた古典文明はこの地で仏教と接触する中で、 釈迦の生国インドには見られな かった「仏像」を生み出したのでした。今日私達が目にする仏像の中には、下の「ガンダーラ仏」の例のようにギリシャ彫刻を想わせる風貌を持っ たものがなぜ見られるの かが分かるで しょう
ガンダーラ仏像はその起源からしばしばグレコ・パキスタン/アフガンと呼ばれる
さあ、これで皆さんはアフガニスタンが日本にとってそんなに遠い異国ではないのだということがご理解いただけたかと想います。 この例でも分かるように、私達日本人の日常生活の中には、自分で「純日本的なもの」だと思っているものでも、この仏像の例のように実は遠い昔に異国か ら伝来したものであることが多いのです。
数年前に貿易の自由化を巡る論議で、米の輸入緩和に反対する論者からは、「米の輸入自由化は日本文化の破壊である」といった主張が聞かれましたが、実はそ れは 数千年の昔中国の長江下流域の農民が生み出したもので、その生活文化が遠距離の外洋航海を恐れぬ人たちによって後世に朝鮮半島南部や九州北部に味噌や餅な どとセットの生活文化として持ち込まれたものなのです。
こ のようなわけで、ア ジアの諸国は、その地理的隔たりや言語、宗教の相違にもかかわらず、緊密な文化交流の長い歴史の絆によってしっかりと結ばれているのです。

古代ギリシャ・ローマの文明jはしばしば軍事占領を媒介としての伝播を契機として主として天山南北路経由で東遷し、中国の北部と北 のステップ南部経由 で奈良時代の日本に到来した仏教文化にその痕跡を多く残した。



[まとめ]
西と東のユニークな形の文化交 流を目指す今回の私達のプロジェクトの大切な前提となっているのは、(1)まず
日 本を含む今日のアジア諸国はユー ラシア大陸東部で起こった数 千年にわたる地域間の人間と文化のインターラクションを通じて形成されたこと、そして、(2)ユーラシア大陸の東端に位する日本は、ある意味で は西ヨーロッパの長い歴史と伝統を受け継いでアメリカ新大陸にアメリカ合衆国が生まれた歴史プロセスに似ているという興味深い事実です。
ユーラシア大陸の多様な文明とアジア系の文化と言語が日本列島に伝来して
混 交を重ねた結果渾然一体となり、更に最 近の2-3百年に渡来した西洋文明のインパクトの下に、まるで核融合のような「メルティングポット」を形成し、そこから生 み出されたユニークな複合文化が日本なのだという事実を、アメリカとアフガニスタンの皆さんとの交流の中で理解していただきたいのです。
今日のアメリカ合衆国が世界の多様な文化と人種の複合文明だとすれば、日本もこの意味ではアメリカと同様、アジアを中心とした
世 界の多様な文化の複合文明だと言えるのです。勿論、日本が2000年かかって達成したことをアメリカは200年そこそこで成し遂げたという相違はあり ますが、それ故にこそ、アメリカは今日でも多くの同化と統合の問題を抱えていのだとも言えます。

[さあアフガンとの交流だ]

右下の写真は、長年月にわたる戦火で家を失って国内難民化した人々のためにカブール市外に設けられたテント の臨時スクールに通う生徒が、 鉛筆で書いた自己紹介の手紙を示しているところです。そしてこれをアメリカの空飛ぶ飛脚便DHL社が無料で現地からアメリカに運ぶという形でアメリカとの若者交流が始まってい るのです。これについては「国境なき教師団TWB」のホームページをご覧くださ い。

アメリカの若者に自国語で手紙を書くペンを握るアフガニスタン男子学生の目が輝いている。
それでは、日本からの参加学生は一体どのような方法でアフガンの学生 たちとの交流を始めればよいのでしょう。これについて岡本国際問題研究所は次のの うな提案をしておりますので日本の皆さんも日米共通の課題として運営の方法を検討してください。以下の提案は二つの段階を踏んで日米が協力してユニークな 交流システムを創り出そうというものす。
アフガニスタンの女子生徒たちはイスラム教の慣習
に従って教室でも顔全体を露出しないのが普通だ
●日本とアメリカの参加者はまず最初に週一度のビデオ会議と、その前後の電子メール交信による交流活動を始める
●TWBはカブールに設置した教育センターのPC環境を整備しインターネットにブロードバンド、あるいはADSLによるアクセスが可能な環境の早期設置を 検討する
●これが今年の秋までに実現すれば、日、米、アフガニスタンの若者は自由にメールとビデオ会議で密度の濃い交流ができる。
●このような形式の交流プログラムは格段に幅広いメディアへのアクセ スが可能で日本内外でのインターラクションが期待できる。

交流開始に は下の電子メールとビデオ会議の使い方をお読みください。ご質問は
事 務局ま でおよせください
この地域に住むアジアの人たちとの交流は、日本人にとっては自らの仏教文化と食生活文化のルーツを探ることともつながりますが、それにも増 してアフガニスタンの人たちにとっては、日本人との歴史的、文化的連帯を実感し、アジア人としての新しい自信と勇気を持つこととなるのだということを日本 の皆さんにご理解願 いたいのです。 戦争による生活環境の破壊や日常生活の困難といった問題もさることながら、第二次世界大戦後の日本のように、民主主義化がアメリカ主導で進められている今 日のアフガニスタンの若者たちに、日本の若者からの激励と支援のメッセージを送って頂きたいのです。


  国際間の便利な対話方 法: 専用電子メール


   国際ビ デオ会議開催方法: 会議場予約と料金


参加者は自国語で メールを打ち、ビデオ会議では自国語で話すことができます。本事務局専属の翻訳通訳チームがサービスをご提供しますので言語障壁を 越えた、顔の見える お付き合いが可能です。詳細は上のクリックでご覧になれます


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