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Copyright 2009 by Tokyo Life Science Laboratory and OKAMOTO INTERNATIONAL AFFAIRS RESEARCH INSTITUTE: Preferred Citation:Takemi Ichimura, "On New Patented Technology IM-TECH," Special Column on Ichimura's new technology : First of the Series (May 2009)
                                                        (English version will soon be uploaded within a few weeks)

                                      新 技術IM-TECHについて             
                健康問題から環境問題にまで挑戦する

                                                                                                                   May  2009

                                                                
目次
はじめに


I. ライフワークの出発から特許申請まで

A.生命維持の必要不可欠な機能
B.記憶の本質とは何か
C.生命の主役はタンパク質か、水は脇役か
D.生命情報、記憶及び反応の概念
E.記憶、伝達原理の仮説

II. 仮説の検証と新技術の開発


A.刺激情報の授受に関する実験研究
B.体内水の人工調製の研究開発
C.人工生体水A.B水使用の実証実験研究
D. それまでの実験研究の成果
E.新しい人工生体水の開発
F. 磁気記憶転写装置の研究開発:生物実験と併行
G.  装置による特定情報のA液への情報転写(転写と推察):生物実験と併行
H. 情報の長期保存法の開発:生物実験と併行
I. 新しい実証実験研究
J. ホメオスタシスと情報反転
K. 仮説の検証成果

III. 特許の取得


IV. 特許はIM-TECHの一部、IM-TECHの広範囲な適用の事例


あとがき:


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                                           新技術IM-TECHについて
                                          
                            健康問題から環境問題にまで挑戦する




                                                                                                   2009年5月吉日
                                                                                                   市村武美


はじめに

1957年から1959年までの期間には、北太平洋海域の生態系調査に従事していた。すでにこの時期に、鮭鱒類の生殖巣の異常魚(同一魚体内で一つの性巣 が雌、他の一つが雄および性巣の上半分が雌、下半分が雄など)や奇形幼魚を多く採取した。大学に持ち帰り調査し、結果を報告したが、当時は注目をあびな かった。しかし、その4年後の1962年には、米国のレイチェル・カーソンがその著書『沈黙の春』で、DDTなどの化学物質による五大湖の大規模汚染で野 生動物の性の混乱と繁殖力の減少が引き起こされている事実を指摘したのだった。これらの化学物質は、その濃度が超微量でも性が混乱することが注目され、環 境ホルモンとして深刻な問題であることが認識されるに至った。

このことは、やがて私のライフワークの決定を左右することとなった。大学院を終了した私は日本クルマエビ養殖研究所に奉職し、人工孵化種苗生産を軌道に乗 せる仕事が第一の課題となった。当時は種苗の初期減耗が甚だしく、その主な原因は初期飼料の問題だけではなく、飼育環境にもあることに私は着目した。そし て、これが環境水に溶け込んでいる超微量の物質や、「生命と水」や「水とは何か」といった問題について学ぶきっかけとなった。

その後、海の魚類や淡水魚類の養殖技術の開発に専心する機会を持った。環境に応じた適正飼育密度、適正給餌量、潜在成長速度とその充足などに加えて、健康 とは何かなど、推計学的実験計画に基づいた大掛かりな実験研究を長年手掛けることとなった。そしてその結果、成長に関わる主要因子について、これまでに知 られていない新しい多くの知見を得ることが出来た。これらの課題の重要性もさることながら、細菌・ウイルス感染症が養殖事業の根幹を揺るがすものであるこ とも身をもって同時に体験し、研究対象の一つとなったのも事実だ。

さらに、奄美大島や沖縄の亜熱帯海域で、そして又10年間近くブラジルや東南アジアの熱帯海域で、変温動物である魚類や甲殻類の養殖技術の開発に従事する 機会に恵まれ、温帯では想像すら出来ない生命活動や生命現象に直面することとなった。北洋の生態系調査、日本での養殖、そして又熱帯での養殖の経験を通じ て、生物に対する私の基本認識が、「温帯人」としての偏見を持っていたことを自覚するに至ったのだった。寒帯人や熱帯人が感じる自然や生物の見方は、我々 のそれと大きな相違がある。地球人としての認識が目覚めたのだった。

1990年頃以後の私の主要関心は、生命科学、とくに生命情報の研究に移っていった。ライフワークの本格的な始動である。爾来10数年の研究を経て手にし たのが今回特許を取得したIM−TECH技術であり、その基本は生命情報記憶伝達技術である。非生命体現象では、それはエントロピーの増大であるが、生命 活動の場合にはエントロピー増大だけではなく、その減少がある。IM−TECHが生命情報を扱うことに加えて、その適応範囲が拡大し、深刻化が続く健康問 題との取り組みに止まらず、非生物的な意味での環境問題の新しい解決法の探求でも多くの実績を積み重ねてきている。

以下、これらの研究の推移を要約する。



I.ライフワークの出発から特許申請まで


ライフワークに関わるこれまでの知見の整理と仮説設定にいたる実験研究の推移

A.生命維持にとって必要不可欠な諸機能

生命体が生命を維持するために必要不可欠な機能は次の2つである。

@エネルギーを摂取し、体内で変換すること

A体内外の環境変化や刺激を感受し反応すること
このうち@についは、これまでに多くの生化学研究者による長年の実績がある。しかしながら、Aについての研究はかなり立ち遅れているように感じられる。刺 激の感受から反応に至る過程では、時間の差はさまざまであるにせよ、「記憶」がからんでくる。

B.記憶の本質とは何か

生物の持つ記憶能力に関しては、20世紀中頃、特定の記憶生体高分子化合物があるとの考え方があった。遺伝子研究が進む中でこれは当然のように思われる。 20世紀後半には多くの研究者がこの記憶物質を追求する努力を重ねたのだったが、その発見には至らなかった(後述参照)。

そしてこの頃、動的平衡論がでてきたことや、コンピューターなどの電子機器による記憶機能の技術が発達したことから、記憶の研究は脳に集中されるようにな り、記憶物質の研究は急速に衰退した。そして、特定記憶物質を探求するものは、画期的な動的平衡という科学的な実証をかえりみない盲目的な研究者とみられ るような風潮さへ見られるのが今日の状況である。現在、脳記憶とは、ある特定の経験に際して、脳の神経細胞ネットワークの中を駆け巡った電気信号の流露パ ターンが保持されることであるといわれている。

しかし、脳の記憶システムとは切り離して考えるべき2つのことがある。第一には免疫細胞の記憶であり、第二には脳神経細胞を持たない生物の記憶である。こ れらの記憶現象を脳の記憶システムで理解することは出来ないのは自明だ。それは、脳の記憶システムという考えは、単に現象の記憶だけを問題としているので あって、記憶の本質・原理に踏み込んでいないためであろうと思われる。脳の記憶も免疫の記憶も脳神経細胞を持たない生物の記憶も、すべて同一の記憶の原理 に基づいていると考えるのが至当であろう。

そして、もしこれまで特定記憶物質として生体高分子化合物を追いかけたことに何か誤りがあったのだとすれば、我々は生体高分子化合物と別な記憶の本体の存 在を考えて見る必要があろう。

C.生命の主役はタンパク質で、水の役割は脇役か

従来、タンパク質は生命現象の主役を担っていると考えられている。しかし、タンパク質など生体高分子化合物はその周辺を大量の水で取り囲まれている。

生物は水無しでは生きられないのはもともと事実である。水はエネルギー代謝における化学反応にとっても必要不可欠であり、その素材の運び屋として溶解性と 析出性の機能を果している。さらに水は、情報の授受、記憶、伝達と情報反応においても重要な役割を果たしているのではなかろうかと考えられる。前述の環境 ホルモンの超微量存在が生体に与える影響、また生体内のホルモン、酵素、ビタミンなどが超微量で果す作用は、物体(微粒子)としてではなく情報(波動性) としての機能であって、それに水が関わりあっているのではなかろうか。核磁気共鳴や電子スピン共鳴がその本質に迫っているように思われる。

私は、刺激の感受性機能においては、体内水が単なる脇役ではなく主役を担っているのではないかという疑問を立てて見た。体内水は通常水と比べてはかり知れ ないほどの多くの機能を持っており、生命を支えているが、その多くは未だ謎である。それが体内に溶け込んでいる成分と深い関係があるのは事実だが、私は、 刺激感受の機能に関わる記憶の役割を果たしているのは、磁性金属による磁気記憶ではないかとの考えを持つに至った(後述参照)。

この考え方を追求するのに先立ち、先ず記憶に関わる一般概念を整理しておこう。

D.生命情報、記憶及び反応の概念

私は生命体にとっての環境変化や刺激を「生命情報」と呼んでいる。この情報は化学的、物理学刺激および生物学的な刺激である。

@生命情報の状態
i.生命情報量の強弱:変化・刺激の程度:
感受の感知
ii.生命情報持続の時間:瞬間的・断続的・継続的:
感受の感知

A情報発信体(客体)と情報受信生命体(主体)
i.同一生命情報であっても、種により感受程度に差がある:
種の壁、受容体の特異性(感受なし)
ii.同一情報、同一種であっても、感受に個体差がある:
遺伝形質
iii.同一情報、同一固体であっても、条件により感受に差がある:
体調など、さらに高等動物では感情がこれに加わる

B脳記憶の3過程
i.記銘、書き込み(record):新しい情報の取り入れ
ii.保持(retention):情報の貯蔵
iii.再生(recall):貯蔵情報の意識化;再生、再任されるためには、保持されている情報が必要に応じ検索する過程がある;読み出し (retrieval)

C脳記憶の種類
i.感覚心像:瞬間的に消える
ii.短期記憶:感覚心像のうちいくつかの像は1〜2分間保持する
特別な努力や意味づけなどしない場合
iii.長期記憶:数時間から半永久的に保持する
意味づけや繰り返し覚えたこいとや印象に残った事柄など
(記憶をもとにした学習、刷り込み)

D反応の持続
i.短期反応:自然免疫
ii.長期反応:獲得免疫

E反応の種類
i.好適情報に対する反応:固体生命活動活性・興奮、群興奮
ii.不適情報に対する反応:忌避、生体防御、免疫(情報反転)

F脳の記憶は進化の頂点、各受容体と脳の驚異的一貫性で反応、思考機能

G脳神経細胞を持たない生物の記憶メカニズムは不明、しかし一貫性で反 応


E.記憶、伝達原理の仮説

@記憶の原理は一つ:すべての生物が同じ原理で行っている生命活動ではないか 
《仮説1》

A電子装置と生物(ex. ヒト、細菌、ウイルス)とBSEの記憶と伝 承の比較:


            電子装置          ヒト          細菌         ウイルス     異常プリオン

            ☆精密な       ☆精密な      ☆受容体      ☆受容体     ☆タンパク質
            音響装置       脳記憶        記憶          記憶         記憶

            ☆緻密な       ☆免疫
            画像記憶       記憶

                |                  |       |              |                   |                  |

            転写と複製   抗体と連想  分身と耐性  分身と耐性   分身
                      

            (正転)             (反転)   (正転と反転)    (正転と反転)  (正転)
              
                                                         (変身)        (変身)


i BSE(異常プリオンタンパク質)も変身;種の壁を乗り越える
ii異常プリオン->正常プリオン乗っ取り->分身異常プリオンとなる。異常プリオンが動的平衡->異常プリオン分身
異常プリオンは2つの分身術を持ち、しかも高温処理、酸アルカリ処理などでも乗っ取り情報は消滅しない:感染能力の持続
iiiウイルスは高温処理で感染力が消滅し、異常プリオンはウイルスを凌ぐ分身術を持つ

B生物の記憶・伝達の媒体は磁気ではないか 《仮説2》
TVシステムと生物の記憶・伝達システムの比較をすると、TV放送局(電波発信)=生命情報(電磁波発信)、アンテナ(電波受信)=生物(受容体受信)、 TV(音響画像再現)DVD(音響画像記憶)TV(音響画像再現)=生物(生命情報記憶)(再現)(反応)(反転)音響,光、色、温度など物理情報、味臭 など化学情報、物理情報を変換して五感受容体受信

Cカギとカギ穴(ex. インフルエンザウイルスの赤血球凝集素とノイ ラミニダーゼ と生物の受容、細胞核)の私の理解:

                                カギ          カギ穴

                                (H・N)       (特異性)アンテナ

                             物質波発信       物質波受信


インフレンザウイルス感染の特異性からして、通常ではトリインフレンザウイルスH5N1型はヒトには感染しない。種の壁は、このウイルスの表面上にある (H)と(N)の形が、ヒトの細胞受容体に合致しないためだと、カギとカギ穴のモデルでは説明されている。しかし、ある条件下では、種の壁を乗り越えて感 染が起こる。この壁の乗り越えは、どのような仕組みで起こるのであろうか。私は、ウイルスの感染疾病は情報病であるとの考え方をしている。種の壁はHとN の発信する情報に対し非共鳴の状態にあり、感染は共鳴ではないのか。 《仮説3》
また、種の壁の乗り越えは、感知を越えた情報の強さや、情報の連続状態による強制的な振動ではないか。
《仮説4》

D体内の各種のホルモン、ビタミン、酵素、補酵素:
超微量である。物質は超微量化によって波動性として機能する。これらの体内伝達媒体は血液やリンパ液(タンパク質)であり、常時体内を循環している。そし て、これらの主構成成分は水である。しかも、この体内水は他の生体高分子化合物と比べると分子運動速度が速いのが特徴である。
体内水(細胞内液)に含まれる磁気記憶機能が各種情報を記憶しかつ伝達する。

E生物の生命情報記憶、伝達に関わる装置は体内磁石:
その媒体は体内水ではないのか。 《仮説5》


II. 仮説の検証と新技術の開発


仮説1〜6の仮説の科学的な実証検証に関わる諸研究

A.刺激情報の授受に関する実験研究


@超微量の化学物質の刺激:
i.クルマエビの種苗生産において孵化施設の塗料、緑青、タバコの灰、更に東京湾内海水の撹乱後通常に濾過沈殿された海水が、孵化初期段階で致命的な悪影 響を及ぼすことがわかった。この撹乱海水はウニの発生にも影響があるとの研究報告がある。
ii.ブリの養殖においては、囲い網の防藻薬が成長に影響することが分った。また、ミカン畑に散布した農薬が流入した海水は幼稚魚に致命的な影響を及ぼし た。
iii.ゼブラフィッシュ胚は、ダイオキシン(TCDD)0.5ppbで奇形が発生することがわかった。

A物理学的刺激:
i.ブリの養殖の場合、水温の変化が成長に及ぼす影響についてつぎのことがわかった。同じ成長適温下で、同一エネルギー摂取の条件であっても、水温上昇 期、安定期および降下期には、それぞれ成長率が異なった。また、摂取エネルギーを体長伸張の促進に重点をおくか、肥満に重点を置くかによっても変化が観察 された。
ii.ブリの養殖においては、水温の周年変化は成長率の周年変化に影響を及ぼしている。すなわち、温帯海域では毎年成長期と停止式という振動型成長率とな るが、亜熱帯海域では減衰型成長率という成長パターンであった。
iii.ブリの性的成熟には冬季の低水温環境が関係していた。
iv.ブリは水中で視覚を使って水面上の動きに反応した。
v.ブリは連続する音響に対して強い条件反射行動をとった。
vi.ブリ、アジは障害を及ぼす力学的刺激に反応し、忌避行動をとった。しかし、その記憶期間は一日程度であった。

B生物学的刺激:
i.外的刺激の主なものは病原体である。ブリ、アジ、タイなどは、寄生虫、細菌およびウイルスに感染したが、疫学的な追求はできなかった。
ii.ブリは、体内の状態を刺激として受け止めていることが分った。とくに、前述の成長パターンを記憶し、次年の成長率に影響を及ぼした。すなわち、同じ 温度、同じ飼料、同じ体長であっても、保障成長率に差が生じた。
iii.ブリの稚魚期は生存競争が激しく、飼料摂取によって不正常な劣化や、成長の遅い群が生じる。しかし、幼魚期になると平等な飼料摂取という社会性を 獲得した。


B.体内水の人工調製の研究開発

@水の特性についての知見収集:
i.通常水の特性、特に生命活動・生命現象に関わると考えられる特性について知見を収集した。
ii.生きている体内の水(以下生体水という)の特性について同じく知見収集を行った。生体水の機能と、それにかかわる主成分については、解明されていな いことが多い。
その中で、微量の特殊な磁性金属が関わりあっていると考えられるホメオスタシス(平衡性)と記憶性に焦点を当てた。

A人工生体水の調製:
微量の特殊磁性金属や、その他の微量成分を含む人工生体水の研究開発を行った。この水を人工生体水Aと命名した(以下A水という)。

B人工生体水を使用したセラミックスの製造:
従来のセラミックスの大きな特徴はその多穴質な溶質吸着性である。
しかし、人工生体水を大量に使用する場合にはコスト上問題があるので、人工生体水と同様の機能処理ができるセラミックスの開発を行った。このセラミックス を使用して得る水を人工生体水Bと命名した(以下B水という)。


C.人工生体水のA.B水の使用に関する実証実験研究


@基礎実験:
i.多くの農作目について、A水使用の結果、通常起こり得なかった生命現象と生命活動がみられた。
ii.B水でもほぼ同様の結果が得られた。

A実用化実験:
i.多くの農作目の種苗、苗から収穫までの段階でA水処理およびB水処理の実験を行った。基礎実験と同様の通常起こりえない成果が上がった。
ii.養鶏、養豚、乳牛についても、飲料水と飼料のB処理を行い、同様の成果をあげた。

B成果の再現性と確実性:
i.上記諸実験において、再現性と確実性が問題となった。
ii.効果面では、対照区との比較で有為差が見られないことに加えて、マイナス効果の場合も出現した。

CA,B水の使用マニュアルの研究:
i.A水の使用法(使用濃度、使用量、使用頻度など)についての実験研究を行った。
その結果、目的別の使用法について多くの知見を得た。
ii.Bの製造法で、使用するA水の濃度に関する実験研究を含めた研究開発を行った。
iii.しかし、結局この段階では使用マニュアルの確立には至らなかった。


D.それまでの実験研究の成果

@本研究の未熟さの自覚:
自覚と同時に、通常ではおこりえない生命現象や生命活動が観察された。そしてそれは、成長面であったり、収穫面であったり、ホメオスタシス面であったりし て、生命科学研究に新しい息吹きが生まれる可能性を感じさせられた。

A大きな示唆:
特に、マイナス効果は刺激の授受、反応とその後の研究開発に大きな示唆となった。

B人工生体水が非生物界に与える影響:
i.非生物界でも、人工生体水は同様な機能を果すことが判明した。
ii.生体に対する影響をミクロに見ると、その影響は化学的なものである。
iii.通常水の場合は、その中で金属・金属塩はイオン解離し、イオン反応を主体とする物質変化が起こる。
iv.A水、B水の場合には、金属イオンの脱解離が起こり、非イオン反応系を形成する。
v.人工生体水は物理学的な面でも影響を与える。金属、繊維、セラミックスなどの物質をA水、B水で処理すると、その機能がこれらの物質にも伝達される。

C新たな挑戦:
これらの兆年にわたる研究から得た多くのノウハウを基盤として、新しい挑戦につながる研究分野が展開した。


E.新しい人工生体水の開発

@新人工生体水(以下C水という)の研究:
i.前述のように、人工生体水に求める機能としては、ホメオスタシスと記憶の2点に絞った。
ii.A水、B水は生体水Cの機能に比べると、とても足元にも及ばないレベルのものであることが分った。
iii.改めて、この2点での機能向上に研究開発の努力を傾注したが、その壁はあまりにも高く研究活動は頓挫するに至った。
iv.その後は、二兎を追うのではなく、後者の記憶機能に絞った研究に転じた。記憶機能の向上は、A水およびB水の機能向上につながるとの観点からであ る。
v.この時期には磁気記憶に着眼した。

A新しい人工生体水C:
ネオジウム、鉄、ホウ素を主材とする永久磁石を希塩酸で溶解した溶液にこれと等量のゲルマン酸ジラクチル2乳酸ナトリウム1%溶液を混和し、この溶液を 120℃以下で乾燥・結晶させて、その結晶体を着磁したのち粉砕した粉末の1%水溶液である(後述参照)。

B必要な研究開発:
ここでは、目的とする情報をどのようにして記憶させるかについての技術開発が大きな課題となった。


F. 磁気記憶転写装置の研究開発:生物実験と併行

@従来の磁気記憶装置の知見:
磁気テープ記憶システム参照

A体内磁石をモデルとした装置開発:
i.体内磁石を原モデルとする各種人工モデルの想定と開発
ii.単一磁石から2個磁石へ
iii.2個の磁石の配置と複雑な磁界の探求と解明

B磁石強度の検討:

C装置の試作


G.装置による特定情報のA水への情報転写(転写と推察): 生物実験と併行


@情報転写法と技術の研究:
i.情報発信体とA水の位置関係の追及
ii.情報の正転写

A情報反転写法の研究:
i.自然免疫システムの追求
ii.獲得免疫システムの追求、抗原に対する抗体設計
iii.免疫という抗原に対するアンチテーゼの実態
iv.そのメカニズムは情報の反転ではないか 《仮説6》
v.磁界の反転場の追及
vi.反転写情報の選択

生物試験に使う抗原は致死性・感染性を持つものとした。効果の判定が死亡率や感染率で計数化できるからである。


H. 情報の長期保存法の開発:生物実験と併行

@A水記憶の保存期間の研究:

A記憶媒体シートの研究開発:
i.A水も記憶媒体ではあるが、繰り返しての実験の場合は、同時性の問題があり、実験に使用する病原体の保存も問題となった
ii.記憶媒体シートの研究開発:磁気テープ技術の応用


I. 新しい実証実験研究

@数種の農作目を使った植物による仮説1〜6の実証研究
i.対照区と試験区をつくり予備的比較試験(成長と収穫および疾病予防)を行った(別紙参照)
ii.実験期間中の条件および栽培経過の統計データが不備であり、単なる比較にとどまっていて、厳密な実験は容易でない
iii.しかし、殆どの実験で有意な差がみられた

A本格的な実証実験研究
i.実験対象をクルマエビとした
ii.実験担当者には、ウイルス病研究第一人者とそのグループとエビ飼育熟練者を使用
iii.実験場所は国立大学
iv.実験研究の課題は、強病原性(高感染性・致死性)病原体であるバキュロ・ウイルスとした。試験区のエビには抗体を接種した
v.本ウイルスの接種感染による死亡率の制御
a.最新の免疫賦活剤とその最適投与(経口)
b.上記処理、免疫賦活後のエビ血液をもとにした記憶媒体シートの作成
c.記憶済み(推察)シートによるA,C水の処理(正転写)
d.本ウイルスの抗原情報を正転写したシートの作成
e.これを反転写したシートの作成
f.正転写・反転写シートによるA,C水の処理
g.経口および飼育環境水を使っての上記A,C水の投与
vi.上記組み合わせ及び繰り返しの実験
vii.死亡率に有意な差、および感染から死亡に至る時間の延長の成果を見た
viii.成果の裏づけ実験の実施
a.疫学的実験:貪食細胞による異物処理の強化
b.微生物学的実験:抗原反転情報磁界における病原体増殖の制御

Bエビ養殖場における実用化実験:
国内および海外での実験の結果成果を得た

以上、詳細は別紙参照


J.ホメオスタシスと情報反転


@ホメオスタシス(平衡性):
ホメオスタシスはすべての生物が持っている基本的な生命維持力である

Aホメオスタシス:
すなわち、生命維持に不利に働く情報・刺激・作用に対する反作用であると考えられる

Bホメオスタシスの原点は:
ゼロである

Cホメオスタシスは:
0ないしは、ある限界(ほぼ0)からはみ出した情報:過剰にはみ出した情報も、不足な情報も生命の維持に不利な作用をする。この状態に拮抗して0に復元さ せるのがホメオスタシスの機能であると考えられる

D情報の反転がホメオスタシス:
はみ出した情報、生命維持に不利な(マイナス)または異常な状態(−)
を反転すると

            不足・不利---------健全--------過剰・不利
            異常な状態--------正常--------異常な状態

                   (−)  (ほぼ0)  (−)

ex. 甲状腺ホルモン分泌量、捻挫打撲

E乗除理論の反転写:
健全は反転写できないが、過剰・不利(−)は反転写できる

                       (−)x(−)=(+)、(0)x(−)=0、(0)x(+)=0


K. 仮説の検証成果


仮説1の「記憶は生物種によって異ならず、同一原理であること」
仮説2の「生物の記憶は磁気記憶法が使われていること」
仮説3の「病原体感染は抗原の発信情報と受容体の共鳴によっていること」
仮説4の「病原体の非感染・種の壁は抗原の発信情報と受容体の非共鳴によっていること」
仮説5の「生命情報の記憶媒体および伝達媒体は生体水であること」
仮説6の「反転写は磁界の反転場で起こること」

これまでの諸実験から、上記の全仮説は一応検証されたと考えられるが、今後さらに生物学的検証実験を重ねることが必要である。同時に、化学・物理学をもと にした検証研究が必要である。


III. 特許の取得


生物の疾病予防・治療法について、2008年9月12日付けで日本国の特許が認証登録された。特許申請公開後10年を要した。
発明の要点は、通常薬剤やワクチンの直接投与を一切行はずに、生命情報の処理によって生物の抗原活性(病原性)を低下させ、免疫機能を増進させる方法であ る。

@名称:人体を除く生物の疾病予防・治療方法及びこの方法に使用する記 憶媒体並びに 情報記憶済みセラミックス体
(注)この特許は人道上人類のために広く開放すべきであるという日本国の権限行使基準に基づくものである。但し、人体への本技術の行使を妨げるものではな い。

A発明者:市村武美(理学博士、仮説理論・装置資材・実験研究)、高橋 孝則(農学博 士、反転写仮説、実験研究)、池本卯典(獣医学博士、実験研究)、安久 津政人(理学博士・医学博士、装置資材研究)

B特許権者:市村武美

C特許番号:特許第4183800号

D特許請求の範囲:
i.生命維持に不適切な生命情報を反転写して利用する疾病の予防治療法
ii.生命維持に好適な生命情報を正転写して利用する疾病の予防治療法
iii. i.とii.を併用することを特徴とする疾病の予防治療法
iv. i.とii.とiii.を使用する磁気記憶媒体シートと磁気記憶媒体水の内容・製法を記載した疾病予防治療法
v. 生命情報記憶媒体シートの製法
vi. 生命情報記憶媒体水の製法
vii. 生命情報記憶媒体セラミックスの製法
viii. 正転写記憶済みセラミックスの製法
ix.  vii.とviiiを併せたセラミックスの製法
詳細は特許広報(3008年11月19日)参照。


IV. 特許はIM-TECHの一部、IM-TECHの広範な適用事例


:別紙実績参照

@特許はIM-TECHの一側面に過ぎない:
i.特許は生物の疾病の予防・治療方法
ii.特許技術は無農薬栽培、薬剤無使用の畜産、水産養殖の新技術を展開
iii.これら生物の環境適応性を高揚
iv.多収穫・高品質の実現

AIM-TECHは食品の鮮度保持の新技術を拓く:
i.生鮮物の鮮度低下は酸化からで、酸化防止・制御を実現
ii.最善の鮮度である生きている状態の持続を実現
iii.生体を分割しても生きている状態の長時間維持を実現

BIM-TECHは絶滅種の保護と多様種の維持に寄与する:
i.病原体は人類の敵だが、病原体の側では人類が敵
ii.病原体の進化(薬剤耐性など)と新薬開発の不毛な競争の緩和

C新しい医学薬学の開発に寄与する:
i.原因不明の疾病に対処できる
ii.難病の予防治療に対処できる
iii.流行性疾病に低コストで迅速に対処できる
iv.ガン、ウイルス感染症、BSEなどは情報病
v.老化防止や化粧品などの分野にも適応可能

D各種食品の工程の改善に寄与する:
i.無添加で安全食品の製造を可能にする
ii.新しい健康食品の製造に寄与する
iii.賞味期間の妥当な延長に寄与する

EIM-TECHは非生物界にも適用できる:
i.全ての有害有毒物質の解毒に寄与できる
ii.自然環境の汚染修復の新しい方法を提示できる

F生命科学の研究に対する寄与の可能性:
i.生命の本質研究に寄与できる
ii.生命エネルギーの研究に寄与できる

G情報科学の研究に適用が可能:
i.情報エントロピーの研究に寄与する
ii.物理学と生物学と融合した新しい情報科学の研究に寄与する


あとがき:

今、地球上に住む私たちは有史以来人類が始めて直面する大きな問題に直面している。この解決は、全人類の英知が結集されても決して容易ではない。人類以外 のどの生物もこの問題の解決には主体的な役割は果たせませんし、我々人類が繰り返してして犯してきた「あやまち」の修復は、地球を支配してきた人類に課せ られた当然の義務です。
IM-TECHはスタートしたばかりの、まだまだ未熟な技術です。仮説の検証も十分とは言えませんし、物理学的な理論対応は未熟であり、検証研究もこれか らの仕事です。
しかし、未来に向かっての新しい技術の開発に関する方向性と、問題の緩和と解決に関してはIM-TECHの技術は多くの示唆を与えることができると信じま す。


追記:東京生命科学研究所は、2008年2月、IM-TECHを研究・普及する目でNPO法人を発足しました。その個人会員の多くは、現代医学から見離さ れた難病・重病に悩む方々です。我々は、個々人の病因・病状に応じたオーダーメイドのドリンクの調製と提供も行っております。

詳細は別紙参照。


パラップグループからのメッセージ: これで全原稿が一 応おわりで す。これは第一回の校正を終えたバージョンで、後日安定した最終版と差し替えますが、と にかく重要な内容を持った論文であり、この段階でも、市村博士の学者としてのユニークな人生と、その一般理論の全貌を知ることができますので、お読み頂け れば、本HPに掲載されている多様な17件の具体的事例について、なぜこの市村テクノロジーの適用が可能だったのかをご理解いただけます。


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