先日触れました中国の水質汚染問題の深刻さは、都市の水道水でもわかります。約1600
万人と言われる巨大な人口を擁する上海のような国際大都会でも、殆
どのホテルでは水道水を煮沸するための電熱ポットが備え付けられているのです。それだけではなく、ニューヨークにさへ無いような高層ビルで働く人々や、立
ち並ぶ新しい高層マンションの住民(パラップサイトの中国のフラッシュ写真参照)の皆さんの間でさへ、殆どの人達は飲料にはペットボトルや大型ポリタンク
詰めの水しか使用してはいないのです。
大腸菌その他の生菌類だけではなく、残留塩素のイオン化の問題の遠因には、川上での農薬汚染や製造工業からの廃水による重金属イオン化合物の問題もありま
すので、言わば川の中流に当たる都市部の水道局レベルでこれ等すべての問題を解決するのは在来の技術では困難を伴うでしょう。
東京生命科学研究所はこの問題解決にご協力がしたいとつくづく思いながら帰国したのでした。我々のIT-TEC技術は必ず有意義な貢献ができるはずです。
2009年4月17日
市村武美