前回には極東ロシアの大河アムール河の汚染の話をしましたが、あれ以来少し調べて見る
と、日本は中国、特に東北部からの農産物の輸入が多く、我々の日々の
食卓には欠かせないウエイトを占めていることの背後には、中国東北部の黒竜江、牡丹江、松花江といった河川の農薬汚染の問題があることを発見したのです。
言わば、日本の生鮮農産物の需要が中国での大規模な対日輸出農業の展開を促し、その悪い結果の終着駅が極東ロシアの大自然の中で何も知らずに住んで居る人
達だったのです。日本には「風が吹けば桶屋が儲かる」という表現がありますが、この場合は逆で「日本が野菜を欲しがれば、ロシアの先住民族が病気になる」
という広域悪循環となってしまてたのでした。
私は明後日から岡本先生と中国は上海に行きますが、その目的はやはり水質汚染もたらす健康被害ですので、また帰国してからご報告します。
2009年3月10日
市村武美