事例2.

 大手食品加工工場の用水処理および廃水処理(北海道および大阪府): 魚肉および畜肉の練り製品(蒲鉾や生ハム、餃子など)の製造工場で使用されている地下水は、しばしば鉄分その他の異物が多量に含まれているので、浄水装置 を使って水を事前処理しています。また、製造工程では滅菌剤、防腐剤や安定剤なども使用しており、加工処理後の廃水も処理しているのですが、いろいろと困 難な問題が多い状況でありました。 これに対応するために、わが方ではITCの使用を基礎に水質改善、運営費節減、COD(化学的酸素要求量)の安定化などを中心とする総合対策を立案、実施 しました。その結果、これらの問題の目だった改善が実現し、加えて、製品中の生菌数も大幅に削減され、薬剤使用量の削減も可能となった結果、製品の美味が 増し、賞味期間の延長効果をもたらしました。

◎この処理で工程の改善と経費の節減に加えて効果をもたらしたのは、@防腐剤などの添加による味が低 下する、Aこれをカバーするために調味料(グルタミン など)を添加する、Bその結果素材本来の持ち味を失う、といった問題を改善し、品質の向上で他社の競争商品との差別化が可能となりました。
◎また、賞味期間の延長は問屋からの高い評価を得ましたし、地方小都市の末端小売店舗などでの冷蔵保管状況や、西日の強い場所で賞味期限内に気泡の発生が 防止されて返品が大きく減少しました。
◎使用範囲は、塩干製品、豆腐製造、豆腐加工などの分野で実用化されています。

 [東アジアでの応用範囲]事例3の場合を含めて、食品加工、例えば中国の対日輸出食品生 産に限らず、中国国内での食の安全のために果たす役割をご考慮くだ さい。